2007年09月05日

【第一話その4】《恐怖!本当にあるヘビの霊障!》

携帯小説
スピリチュア
ルストーリ

【第一話その4】
恐怖!本当に
あるヘビの霊障!

ヘビは続けて言った。

「自分にも可愛い
子供が何匹も
いたが、奴の
せいで皆死んで
しまった」

などと恨み節が
続いた。
しかし私には、店で
出されたものを食べた
だけだからと言いがか
りのようにも聞こえた
ので、さらにヘビに
訊いてみたところ、
これまで分らな
かった、事の本質が
見えてきのだ。


うす青色に光りを放つ
大きなヘビは、何と
そこら一体の云わば
ボスヘビだったと
いうのだ。

しかも地元の客は
敬遠していたのに、
あろうことかワザワザ
そのヘビを指差し
選んで、料理
させたらしい。

どうやら解決の糸口が
見えてきた。

とにかく雅代と景子に
このことを話さ
なくては、
法要が終ってヘビの
霊から聞いた事を
話した。

熱心に聞いている
雅代が突然「あ!」
と声をあげる。

どうしたの?
と聞くと、

「実はある時、主人が
台湾から帰ってきて
珍しくみやげ話を
するので聞いていたの
だけど、特に
その中で、今回の
ヘビは旨かった〜!
本当に旨かった〜!」

と何度も話して
いた事を思い出したと
いうのだ。

私も驚いた!

そして、雅代も景子も

「これは大変!何とか
ヘビに許してもら
えるように供養
しなくては」

「ご住職お願い
します」

と俄然やる気を出して
私に頼んできた。

私も、もう一息の
ところまで来ている
手ごたえがある、
釈泰源住職に協力
頂きもう一度お護摩を
焚いて二人で
祈祷する事にした。

店で焚くお護摩は、
一度だけという約束も
あったので、思案した
結果、店に近い河原で
行う事にした。

とにかく一生懸命
祈った!

声がかれるほど
大きな声で、祈って
祈って祈り倒した。

そして何度も
般若心経を
唱え許しを願った。
二時間ほど経った
だろうか、ボスヘビが
ゆっくりと現れた。

「もう分った、
家族の者は許す!
ただしあの店のガラス
ケースに入れら
れているヘビを、
できるだけ多く山へ
逃がして
やってくれ!」

思わず、

ハイ!喜んで。

と声が出そうに
なったが、とにかく
嬉しかった。

家族の皆にこの
お護摩の次第を
説明したら、
やっと笑顔がでた。

景子の顔にも徐々に
輝きが戻ってきた
ようだ。

雅代が息子の手を
取り喜んでいる。

ありがたい!

これで日本へ帰る事が
出来る。

この時の私の
素直な感想だ。


翌日、釈先生のお寺へ
御礼参りを
して帰国した。

それから三ヵ月後、
工藤家の皆がそろって
お寺へご挨拶に
みえた。

事業も何だか調子よく
なってきたし
息子も落ち着きを
取り戻し、
元の穏やかな表情を
見せるようになって
きたとの事。

とにかく一件落着で
ある。

『終わり』
posted by 森下永敏 at 13:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に 怖い!でも ご住職のおかげで 工藤さんが 救われてよかった…!
毎回 楽しみに読んでます! 私も ご住職にお会いしたいです。 体に気をつけて 頑張ってほしいです。
Posted by ご主人 at 2007年09月16日 23:02
本当に 怖い!でも ご住職のおかげで 工藤さんが 救われてよかった…!
毎回 楽しみに読んでます! 私も ご住職にお会いしたいです。 体に気をつけて 頑張ってほしいです。
Posted by ご主人 at 2007年09月16日 23:02
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